来年2月、大邱の全タクシーでQR決済が可能に

全車両にタッチパッド端末を搭載

大邱で運行されるすべての営業用タクシーにカードや携帯電話の決済ができるタッチパッド端末が設置される。 運転席と助手席の間のコンソールボックスに設置される料金決済用タッチパッドは、タクシー利用者の便益増進に相当役立つものと期待される。

大邱市は7月16日、民間との協業によりすべての営業用タクシーにタッチパッド端末を設置してタクシーを利用する市民の便益増進のために新たな出発点を作ったと発表した。

大邱市とDGBユーペイ、金融決済院、トゥビッナレソフト、法人タクシー組合および個人タクシー組合は同日、タクシーを利用する市民がタクシーの後部座席で携帯電話アプリを活用して、どのQRコードでも決済が可能なスマート決済システム構築のための業務協約を締結した。

大邱市、不便解消に向けスマート決済事業を断行

これに先立ち大邱市は2014年、法人・個人タクシーの1万5900台あまりにカード端末を設置してカード使用率を高めるきっかけを作ったが、一部カードの利用制限や携帯決済が不可能な点に対し、市民から不満の声が相次いでいた。

タクシー利用客の不便を解消するため、7月6日に法人タクシー会社2社の車両10台にタッチパッドを仮搭載してテストを行い、10月から大邱タクシー全体を対象に順次に搭載する方針だ。 2022年2月までに大邱タクシー全体にタッチパッドを構築してタクシー利用客の便宜増進の新しい出発点を設ける計画である。

クォン·ヨンジン大邱市長は「大邱タクシーのスマート決済システムがタクシー産業と革新の新しい標準となり、全国に広がることを願っており、スマートシティ大邱建設の大切なモデルになることを願っている」と述べた。

ムン・ヘジョン記者