韓国の住宅都市整備公団、中小企業のESG拡散を推進
韓国の住宅都市整備公団(HUG)はIBK企業銀行と「中小企業のESG経営支援及び共存協力のための業務協定」を締結したと11日明らかにした。
今回の業務協定を通じてHUGは、IBKに100億ウォンを無利子で預託し、これを元手に同行と200億ウォンのファンドを造成する。
企業銀行はHUGに支給すべき利子財源でESG経営を推進する中小企業などに市中金利比1.8%低い金利で資金を融資し、企業信用等級などによって1.4%を追加減免する計画だ。これで中小企業の利子負担は最大3.2%まで軽減される。
支援対象は△環境・社会的責任履行・支配構造優秀企業認証などESG経営推進中小企業△新型コロナ被害中小企業△中小企業△中小建設企業などだ。
貸出期間は1年で、1企業当たり最大5億ウォンまで支援し、8月からIBKの窓口で告知され、審査を経て支援される予定だ。
HUGのクォン・ヒョンテク社長は「今回の金融支援が中小企業のESG経営の拡散に役立つことを願う」とし、「これからもHUGは中小企業との同伴成長に最善を尽くす」と述べた。
一方、HUGは中小企業のESG経営の拡散を支援するため、環境にやさしい認証、雇用優秀企業などを対象に最大10%の保証料割引制度を運営してきた。今年からは信用評価優遇方案も設けるなど、ESG経営の拡散に拍車をかける計画だ。
アン・ソユン記者