メイソンキャピタル、IT企業の引き受けを推進…投資金融に舵
黒字転換で体質改善に拍車
メイソンキャピタルがカード決済の情報技術(IT)企業を引き受けを推進して投資専門金融社として本格的な体質の改善に乗り出した。
7月21日、金融圏によるとメイソンキャピタルは2回目の投資組合を設立してIT会社を350億ウォン規模の金額で引き受ける計画である。今年7月6日に初めての投資組合を通じた投資に続いて2回目の投資だ。
先立ってメイソンキャピタルはメイソンカクタスの革新成長の投資組合1号を設立して半導体部品に関連する企業であるISCの引き受けに参与した事がある。投資規模は110億ウォン規模で全体の株の2%規模であった。
メイソンカクタスの革新成長の投資組合1号はメイソンキャピタルと母会社であるカクタスの私募ファンドの共同運用社(Co-GP)だ。新技術金融の資格があるメイソンキャピタルとGP資格があるカクタスの私募ファンドが力を合わせたと分析される。
GPは無限責任の投資者でファンドを運用する会社を話す。LP(有限責任の投資家)が資金を出資すればGPは出資金の運用を預けて対価として報酬をもらう。一般的に投資でキャピタルなど金融会社はLPに参加して、GPは私募ファンド、ベンチャーキャピタルなどが務める。
新しい主人を迎えたメイソンキャピタルが投資金融で、攻撃的な姿勢を見せていると言う評価が出ている。メイソンキャピタルは今年4月に貸金会社であるリードコープの出資によるカクタスの私募ファンドによって引き受けられた。間接的ながら、リードコープがメイソンキャピタルの最大株主であるという事だ。
引き受けの前までメイソンキャピタルは不実企業として評価された。規模が小さく随時赤字を記録して不安定な状況であったからだ。
今年第一半期の基準、メイソンキャピタルの総資産は437億ウォンだ。2016年の総資産が990億ウォンだったと言う事を勘案すれば5年ぶりに半額となった。昨年には11億ウォンの純利益を達成したが2018年には15億ウォン、2016年には34憶ウォンの損失を記録して収益性も不安定だった。
リードコープがメイソンキャピタルの引き受けに出たのは投資〮新技術金融に事業を拡大するためだと分析される。メイソンキャピタルは2000年に新技術金融業を獲得、投資金融の拡大に有利な側面があった。
引き受けの後、メイソンキャピタルは今年第一半期の当期純利益を20億4000万ウォン(連結基準)を記録して黒字転換に成功した。今年6月には健全性が改善されて管理種目で脱皮したりもした。
メイソンキャピタルの関係者は「IT企業の引き受けを推進しているのは事実だ」と言い「投資・新技術金融に特化されたIB専門キャピタル社として転換している中である」と述べた。