韓国銀行圏の家計向け融資、再び増加
金利上昇や不動産取引の不振などによって、昨年末から縮小傾向にあった銀行圏の家計向け融資が5カ月ぶりに再び増加に転じた。銀行が最近、営業目的から金利を下げ、限度を増やすなど、融資の敷居を下げているからだ。
銀行が営業強化、住宅ロー ...韓国「中金利」拡大政策で家計の金融リスクも増大
韓国金融当局の中金利(高金利と低金利の中間)融資拡大政策によって、中信用者(信用格付が中程度)の10人中9人までが金融債務を負っていることがわかった。金利引き上げが本格化すれば、彼らの信用不良リスクが拡大する恐れがある。
中信用 ...韓国の金融当局「保険金詐欺TF」を始動…渓谷殺人事件が余波
韓国では今、2019年6月に発生した、ある保険金目当ての殺人事件が世間の注目を集めている。妻とその愛人らが、泳げない夫を渓谷の岩の上からダイビングさせて溺死させたとされる事件で、今月4日、容疑者2人が殺人罪で起訴された。
妻と愛 ...韓国都市銀行、為替ビジネスを「再起動」…海外旅行客の回復で
COVID-19事態の長期化で縮小していた韓国銀行圏の個人為替市場が、海外旅行需要の回復で再び活気を取り戻している。
国際線旅客数、昨年3月比で倍増韓国国土交通部の航空局ポータルによると、今年4月の国際線旅客数は24万10 ...
韓国政府、生保の不適切契約で全数調査に着手
韓国政府の金融監督院は昨年、教保生命に対する総合検査でバンカシュランス(銀行内保険販売)チャンネルでの不当乗換契約事例を発見した。これを受け、同院は最近、生保に対する全数調査に乗り出したことがわかった。
教保生命の摘発事例が端緒 ...実損保険の赤字、3兆ウォンに迫る…韓国保険業界
韓国では昨年、「第2の健康保険」と呼ばれる実損医療保険の赤字が3兆ウォンに迫っていることが明らかになった。金融当局は、第4世代実損保険への転換を誘導し、赤字の原因とされる非給付診療に対する支給審査の強化を誘導することにした。
保 ...韓国損保「ペット保険」活性化に期待…新政権が国政課題に
韓国で今月10日に発足する尹錫悦(ユン・ソギョル)政権がペット保険の活性化を国政課題のひとつに掲げ、これまで制度整備の遅れから成長が鈍かったペット保険市場に関心が集まっている。
大統領職引継ぎ委員会が3日に発表した「尹錫悦 ...
韓国銀行で相次ぐ横領事故…背景に「命令休暇制」の形骸化
ウリィ銀行で起きた600億ウォン余りの横領事件は、韓国銀行圏に衝撃を与えた。事件の背景には、金融当局が主導する管理監督体制が形骸化している実態があるとの指摘が出ている。
過去6年に平均18.6件発生韓国の銀行では、横領や流 ...
韓国の金融持株、好業績でも企業価値の評価は低迷
韓国の金融持株会社が四半期ごとに歴代級の好業績を続けているが、企業価値に対する評価はこれに追いついていない。金融持株のトップらは自社株買いや消却など、積極的な株価浮揚策に乗り出したが、効果が得られずにいる。
4大金融持株、当期純 ...韓国のロッテカード、高値売却が難航
ロッテカードが市場に売りに出されたが、新しいオーナー探しは容易ではなさそうだ。業界が不況下にある中、強気の売値に食指を伸ばす向きが見えない。
私募ファンド運用会社(PE)のMBKパートナーズは、ロッテカードの売却を準備して ...